読める日の停車駅

千を超える蔵書を少しづつ少しづつ読んでいます。読んではいるものの、元来読んだ内容を忘れやすいので、内容や雑感を記しています。誰かに見て頂いている態で書くのは大変おこがましいので、淡々と記録のような書き方をすることもあります。

昨日の読書会

さて、私が地元で開かれている読書会に
参加させて頂いて、もうすぐ一年になります。

読書会に参加することによって、随分読書の幅が
広がりました。
推理小説⏩純文学と自分の中の読書ジャンルが
大きく変わったきっかけにもなったのが、この
読書会です。

そんなところで、昨夜の読書会の課題図書は
ノーベル文学賞受賞者でもあるへルマン・ヘッセの
「シッダールタ」でありました。

一人の男シッダールタ(釈尊)が悟りを開くまで
のディープな精神世界を描いた作品であります。
沢山聞き慣れない言葉が出てくるので、序盤は
読み疲れの感が否めませんが、読み進めることに
より、登場人物それぞれの生き方を垣間見、人生
とは何であるかを考えさせられる良い本でありま
した。

心に迷いが生じたらオームを唱えてみよう(笑)

来月は三島由紀夫の「潮騒」です。