読める日の停車駅

千を超える蔵書を少しづつ少しづつ読んでいます。読んではいるものの、元来読んだ内容を忘れやすいので、内容や雑感を記しています。誰かに見て頂いている態で書くのは大変おこがましいので、淡々と記録のような書き方をすることもあります。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

今月の読書会レビュー

美味しいヘーゼルナッツのカフェオレに課題図書です。 何とも言えないアンニュイでおしゃれなストーリーでありました。 次回の課題図書は「浴室」に続いて、私の選書を採用いただきました。 「雪の練習生/多和田葉子」 その次の記念すべき50回目の課題図書…

ジャン=フィリップ・トゥーサン「浴室」レビュー

久しぶりに一冊読めたのであります。 今回は、今月の読書会の課題図書として選書させていただいた「浴室」です。 裏表紙のあらすじが興味をそそります。 あらすじを読めば浴室を中心に物語が展開するように思えますが、実際は浴室に籠っているシーンはほんの…

ワセダ三畳青春期に見る旧きよき清々しき青春

最近は何を読んでも読み疲れすることが多く、ライトに読めるものを間に挟もうと、以前から好きなジャンルであった紀行ものを主に手掛ける、高野秀行氏の私小説「ワセダ三畳青春期」を少し前から読んでいたのであります。 見事に期待どおりの内容で、ユニーク…

掘り出しもの?

午前中の空いた時間を有効に使おうと、掘り出しものを探しに古本屋へ。 探索時間は一時間以内と限定。 店舗に入ったものの、ここ最近は目が肥えてきたせいか、過去に積読→未読のまま売却のパターンもあったため慎重になっているのか、或いは読みたい衝動に駆…