2022-09-18 いのちの半ばに見た幻想「アウル・クリーク橋の一事件」 本 読書 読書ノオト 読書記録 読書記録・雑感・考察 そういう落ちだったのか…と思わせるのは、ビアスの「いのちの半ばに」に収録されている「アウル・クリーク橋の一事件」。 ビアスの作品のうちで有名なもののひとつのようである。 話はアウル・クリーク橋の欄干にて絞首刑を目前に控えた男の、命がけの逃走劇なのであるが、最後に手のひらを返すような展開が待っている。 短いので短時間で読める、何とも言えぬ後味の作品。