読める日の停車駅

千を超える蔵書を少しづつ少しづつ読んでいます。読んではいるものの、元来読んだ内容を忘れやすいので、内容や雑感を記しています。誰かに見て頂いている態で書くのは大変おこがましいので、淡々と記録のような書き方をすることもあります。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

友情のような仄かな感情とお洒落で哀しいお別れ。ロング・グッド・バイ

仕事の昼休みにコツコツと苦節約一ヶ月 遅読のわたしにとって、とてもロングであった本作。 村上春樹氏がチャンドラーから大いに影響を受けていることが文体からよくわかります。正にハードボイルドとはこのことなのだと感じます。個性的な登場人物の面々、…

世界の文学に親しもう ―残念な日々 ディミトリ・フェルフルスト-

来月の課題図書であるチャンドラーの「ロング・グッドバイ」。 まだ半分弱しかよめていませんが、マーロウの洒落た言葉と個性的な登場人物、とても面白いですね。ところで、ここ最近"海外文学にもっと親しもう"というマイブームを作り、この本を買ってみまし…

ジョン・レノン対火星人に続く脅威。優雅で感傷的な日本野球

表紙はファミコンのベースボールなのでしょうか。 朝のひとときが本当に似合いません。野球についての考えれば眠くなるような哲学的な話が始まったかと思えば、たちまち下品な方向に向かう。 思い付きで書いたのか?と思えるようなストーリー展開は、前回、…

優雅な朝のひとときに

昨晩から読みはじめた源ちゃんのこの作品。 優雅な朝の雰囲気に全く似合わず(^^;

雪の練習生レビュー

今月の課題図書に選んでいただいた本作品。 ホッキョクグマの哀愁漂う後ろ姿が何とも言えません。この表紙モデルは、「わたし」?それとも「トスカ」?「クヌート」?ストーリーはこのような感じです。 緩やかでいて、ふわふわとした雲のような表現の数々に、目…