ジョン・レノン対火星人に続く脅威。優雅で感傷的な日本野球
表紙はファミコンのベースボールなのでしょうか。
朝のひとときが本当に似合いません。
野球についての考えれば眠くなるような哲学的な話が始まったかと思えば、たちまち下品な方向に向かう。
思い付きで書いたのか?と思えるようなストーリー展開は、前回、読書会に衝撃を与えた問題作「ジョン・レノン対火星人」に負けずとも劣らない作品です。
しかも本作、第1回三島由紀夫賞受賞作品であります。
亜空間の言葉遊びと言葉のチョイス。
まさにザ・ジャパニーズポストモダニスト。
読むほどにクセになるのが私たちの源ちゃんです。