愛でる本

すべての本に敬愛を。読む量に対して積む本の量は数知れず。これから読む本、読んだ本の記録、大好きな本について、古本漫遊記など気まぐれに綴っています。

お気に入りの作品「煙草と悪魔」

芥川龍之介の短編集「煙草と悪魔」より表題作の「煙草と悪魔」
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フランシスコ・ザビエルの宣教団の一行に紛れて日本へやって来た悪魔が、牛商人との知恵比べをする話。

せっせと畑仕事に精を出す姿、夜はきちんと寝ている姿など悪魔が何とも人間らしくて滑稽である。

悪魔と牛商人、果たしてどちらの勝利と言えるだろうか。

読んだのは復刻版であるが、余りにもお気に入りの作品なので、趣味が昂じて大正時代の書籍を揃え直したほど。