読める日の停車駅

千を超える蔵書を少しづつ少しづつ読んでいます。読んではいるものの、元来読んだ内容を忘れやすいので、内容や雑感を記しています。誰かに見て頂いている態で書くのは大変おこがましいので、淡々と記録のような書き方をすることもあります。

2020-11-10から1日間の記事一覧

春琴抄と再会した話

本とは様々な出会いがある。 一冊ゝの本に手にした時の思い出がある。この作品もそのひとつである。 「春琴抄」谷崎潤一郎著初めて読んだのは三年前の文庫版。 その当時は、句読点のない読み難さに、もう読むことはないだろうと思っていたもの。時が経てば不…