読める日の停車駅

千を超える蔵書を少しづつ少しづつ読んでいます。読んではいるものの、元来読んだ内容を忘れやすいので、内容や雑感を記しています。誰かに見て頂いている態で書くのは大変おこがましいので、淡々と記録のような書き方をすることもあります。

2018-04-01から1日間の記事一覧

お目出たき人

はじめての武者小路実篤の作品であります。 今から100年近くも前に刊行された作品と思えないほど、現代に通じる内容であります。 ある女性に恋した青年の、独りよがりで妄想全開のストーリーに終始します。 刻々と真面目に語られる妄想。間接的にフラれてい…