読める日の停車駅

千を超える蔵書を少しづつ少しづつ読んでいます。読んではいるものの、元来読んだ内容を忘れやすいので、内容や雑感を記しています。誰かに見て頂いている態で書くのは大変おこがましいので、淡々と記録のような書き方をすることもあります。

もう一度「悲しみよこんにちは」

以前読み終えたサガンの「悲しみよこんにちは」に、昭和三十年代の文庫版表紙があることを、ある古本屋さんのツイートにより知った。

問い合わせてみたが、今から二年前の記事だから勿論もう売れている。

しかしある日、インターネットオークションを物色していると、偶然探していたあのカバーを発見した。
只、私が持っているカバーのもとセット売りだということであったが、もうこのような機会はないと思い、思い切って落札購入したのがこちらである。
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この二体?二体羽?の鳥のようなイラストは、多感な主人公セシルと、女誑しの父レエモンを表すのだろうか。