読める日の停車駅

千を超える蔵書を少しづつ少しづつ読んでいます。読んではいるものの、元来読んだ内容を忘れやすいので、内容や雑感を記しています。誰かに見て頂いている態で書くのは大変おこがましいので、淡々と記録のような書き方をすることもあります。

2022-05-04から1日間の記事一覧

読書ノオト・カフカの「審判」第一章から第四章

こうやってまとめていると、後でも分かりやすく思い出しやすい。 【審判】 第一章 逮捕 主人公ヨゼフ・K、起き抜けに自身の部屋で突然の逮捕(とは言え拘束はされない) 隣人女性ピュルストナー留守の間、彼女の部屋で、謎の男たちに囲まれ謎の陳述が始まる。 …

城崎の情景を思い浮かべながら志賀直哉の「城の崎にて」を読んでみる

兵庫県の城崎温泉が舞台となった、随筆とも小説とも取れる志賀直哉の短篇「城の崎にて」 山手線の列車に跳ね飛ばされながらも、奇跡的に一命を取り留めた主人公(作者自身)が、療養のため滞在した城崎で体験した幾つかの小動物の「死」とその間際に、自身の命…