読める日の停車駅

千を超える蔵書を少しづつ少しづつ読んでいます。読んではいるものの、元来読んだ内容を忘れやすいので、内容や雑感を記しています。誰かに見て頂いている態で書くのは大変おこがましいので、淡々と記録のような書き方をすることもあります。

2020-11-17から1日間の記事一覧

装幀が魅力的な「黒蜥蜴」

云わずと知れた名作をふじ書房版で愉しむ。江戸川乱歩「黒蜥蜴」 美しく華麗で非情な女賊"黒蜥蜴"と名探偵明智小五郎。 賊としての自信とプライド、探偵としての威信を掛け、宿命の対決の幕が切って落とされる。どちらがどちらを欺いているのか、息も付かせ…