読める日の停車駅

千を超える蔵書を少しづつ少しづつ読んでいます。読んではいるものの、元来読んだ内容を忘れやすいので、内容や雑感を記しています。誰かに見て頂いている態で書くのは大変おこがましいので、淡々と記録のような書き方をすることもあります。

よく練られた波茶滅茶ストーリー

ジョン・レノン対火星人/高橋源一郎

読書友達から知ったこの作品。

ずっとスポーツうるぐすのコメンテーターとばかり思っていた高橋源一郎氏。
こんなにぶっ飛んで面白い作品を書く作家とは。

作品のタイトルと本筋はほとんど関係なし。
飽きさせない、読み戻りもさせない、ジャンルも形容しがたい。(強いて言えば純文学)

素晴らしき日本の戦争」を何とかする物語。
支離滅裂でしっかりしたストーリー。

すっかりファンの一人であります。

記念すべき第一版
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消費税3%の時代です。
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表紙もお気に入り
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ジョン・レノン対火星人 (講談社文芸文庫)